1985年 年度代表馬
             最優秀4歳以上牡馬
1986年 年度代表馬
         最優秀3歳牡馬
1987年 顕彰馬

1984・1985
         シンボリルドルフ
Symboli Rudolf

1981/3/13生
牡 鹿毛
生産者:シンボリ牧場
馬主:和田農林(有)
調教師:野平祐二(美浦)
主戦騎手:岡部幸雄


1985年:年度代表馬
           最優秀4歳以上牡馬
1984年:年度代表馬
        最優秀3歳牡馬

年度別成績 主な勝鞍
受賞 馬齢(年度) 出走数 1着 2着 3着 着外 【84】皐月賞(G1)
   日本ダービー(G1)
   菊花賞(G1)
   有馬記念(G1)
   弥生賞(G2)
   セントライト記念(G2)
【86】
有馬記念(G1)
   ジャパンC(G1)
   天皇賞・春(G1)

   日経賞(G2)
2歳(’83) 3 3 0 0 0
3歳(’84) 7 6 0 1 0
4歳(’85) 5 4 1 0 0
5歳(’86) 1 0 0 0 1
海外成績 1 0 0 0 1
全成績 16 13 1 1 1
85年 天皇賞・春
1986年 引退 種牡馬
        

コメント
シンボリルドルフは1981年3月北海道門別シンボリ牧場で生まれた。父パーソロンは天皇賞馬メジロアサマ、ダービー馬サクラショウリ、オークス馬トウコウエルザなどを排出。74年から3年間リーディングサイヤーに輝いた。母スイートルナは競走成績こそ平凡だが、その父スピードシンボリ6・7歳歳で有馬記念を連覇し、海外遠征に果敢に挑戦した名馬である。
デビューは新潟の1000m戦。内にささりながらも完勝。続いて条件、オープンを連勝で3戦3勝で2歳戦を終えた。明けて3歳は弥生賞から始動。しかしここにはこの後生涯のライバルになるビゼンニシキがいた。今までビゼンニシキとルドルフの両方に乗ってきた岡部騎手はルドルフを選んだ。レースはこの2頭のマッチレースとなり、ルドルフがビゼンを競り落とした。着差こそ1馬身3/4であったが、圧倒的な実力を見せ付ける結果となった。ルドルフとビゼンは皐月賞で再度対戦。レースは予想通り2頭の激しい叩き合いとなり、ルドルフが外斜行しビゼンに馬体を接触しながらも1馬身1/4差をつけて勝利。続くダービーでは、もはやライバルと言える馬は存在しなかった。道中行きっぷりが悪かったが何事もなかったかのように直線を抜け出して、スズマッハ以下に完勝。ビゼンニシキは距離の壁で14着と大敗した。
夏は千葉のシンボリ牧場でさらに鍛えられ、秋緒戦のセントライト記念をレコードで楽勝して西下し菊花賞に臨んだ。レースは中団から直線堂々と抜け出し、ゴールドウェイに3/4馬身の楽勝。日本競馬史上初の無敗の三冠馬に輝いた。そしてルドルフは中1週で第4回ジャパンカップに挑んだ。過去3回のジャパンカップは外国馬の強さだけが目立ったレースだったが、今回は天皇賞・秋を制したミスターシービー、きついローテーションではあるがルドルフの両三冠馬が撃退してくれると盛り上がった。しかしレースは伏兵カツラギエースの大逃げで、直線迫るルドルフおも振り切って逃げ切ってしまった。ルドルフは3着と敗れた。つづく有馬記念では逃げるカツラギエースを終始マークしてレコード勝ち。カツラギにジャパンカップの借りを返すとともに異世代でもナンバーワンであることを示した。
4歳となったルドルフは、もはや国内には敵がいなかった。まず緒戦の日経賞を馬なりの逃げきり勝ちを収めて、天皇賞・春に駒を進める。レースではミスターシービーは淀の坂上からスパートする奇襲戦法を取ってきたが、ルドルフには通用せず、サクラガイセン以下に完勝。シービーは5着に敗れた。しかしここを勝って海外遠征の予定で出走するはずだった宝塚記念は直前の脚部不安で出走取り消し。欧州遠征も白紙に戻された。
必死に立て直した陣営は何とか天皇賞・秋への出走に漕ぎ着けた。大外17番枠から一完歩出遅れて出たルドルフでだが、すぐ好位につけた。しかし大ケヤキを過ぎると、久々のせいか引っ掛かってしまい4コーナーでは先頭に立ってしまった。それでも2000mのレコードホルダー、ウインザーノット、マイル王ニホンピロウィナーの追撃を振り切ってゴールかと思ったところに大外からギャロップダイナの急襲にあい、2着に敗れてしまう。「あっと驚くギャロップダイナ」である。続くジャパンカップでは期待通りにロッキータイガーの追い込みを後目に完勝。外国招待馬のレベルが例年より低かったとはいえ世界に通用することを改めて証明してみせた。次走の有馬記念。レースはルドルフが中団から3コーナーで先頭に立って、そのまま押し切る横綱競馬でミホシンザン以下に完勝。ちなみにミホシンザンとの連勝馬券は160円という低配当であった。
5歳になったルドルフは、3月アメリカのサンルイレイSを叩き、最終的に凱旋門賞を目指すという壮大な計画が発表された。しかしこの日程をめぐってオーナー、調教師間で意見が合わない上に、レース直前の体調不良。さらにレース中での故障発生もあって、サンルイレイSは7頭中6着という大敗北を喫し、全てをキャンセルし日本に戻った。復帰に向け努力がなされたが、結局このレースを最後に引退。先輩三冠馬ミスターシービーに人気面で及ばなかったが、無敗で三冠を制した上に、天皇賞、ジャパンカップ、2回の有馬記念と七冠馬として日本競馬史上に残る名馬である。故郷のシンボリ牧場で種牡馬となったルドルフは、初年度産駒からトウカイテイオーという超大物を輩出した。その後は宝塚記念2着のアイルトンシンボリを出すなどしたが、全般的に気性難の産駒が多く今一の成績にとどまった。99年ツルマルツヨシによる京都大賞典が最後の重賞勝ちとなり、2004年種牡馬を引退。悠々自適の生活を送っている。
パーソロン
Partholon
1960鹿
【産駒ライン】
Milesian
1953鹿
My Babu
1945鹿
Oatflake
1942鹿
Paleo
1953鹿
Pharis
1936黒鹿
Calonice
1940栗
スイートルナ
Sweet Luna
1972栗
スピードシンボリ
1963黒鹿
ロイヤルチャレンヂャー
1951栗
スイートイン
1958鹿
ダンスタイム
Dance Time
1957鹿
Palestine
1947芦
Samaritaine
1949芦
84年 有馬記念
全成績      中央(15戦13勝) 海外(1勝0勝)           総獲得賞金 6億8482万4200円
日付 競馬場 馬場 レース 頭数 馬番 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 上り 馬体重 1着(2着)馬
83 7.23 新潟 新馬 不良   10頭 6番 1人 1着 岡部幸雄 53 芝1000 59.2 2 1/2身 35.1 474 (ブロークンヒル)
10.29 東京 いちょう特別 400 17頭 4番 1人 1着 岡部幸雄 53 芝1600 1.37.3 1 3/4身 36.7 474 (エビスジョウジ)
11.27 東京 オープン   5頭 1番 1人 1着 岡部幸雄 55 芝1600 1.39.9 2身 36.4 474 (ハルーダ)
84 3. 4 中山 弥生賞 GU 14頭 12番 2人 1着 岡部幸雄 57 芝2000 2.01.7 1 3/4身 35.4 492 (ビゼンニシキ)
4.15 中山 皐月賞 GT 18頭 10番 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2000 2.01.1 1 1/4身 36.2 470 (ビゼンニシキ)
5.27 東京 東京優駿(ダービー) GT 21頭 10番 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2400 2.29.3 1 3/4身 37.2 476 (スズマッハ)
9.30 中山 セントライト記念 GV 10頭 5番 1人 1着 岡部幸雄 56 芝2200 R2.13.4 3身 35.6 470 (オンワードカメルン)
11.11 京都 菊花賞 稍重 GT 18頭 5番 1人 1着 岡部幸雄 57 芝3000 3.06.8 3/4身 35.3 474 (ゴールドウェイ)
11.25 東京 ジャパンC GT 14頭 12番 4人 3着 岡部幸雄 55 芝2400 2.26.5 0.2秒 34.5 474 カツラギエース
12.22 中山 有馬記念 GT 11頭 4番 1人 1着 岡部幸雄 55 芝2500 R2.32.8 2身 35.0 480 (カツラギエース)
85 3.31 中山 日経賞 稍重 GU 8頭 6番 1人 1着 岡部幸雄 58 芝2500 2.36.2 4身 35.5 486 (カネクロシオ)
4.29 京都 天皇賞(春) GT 15頭 15番 1人 1着 岡部幸雄 58 芝3200 3.20.4 2 1/2身 36.8 474 (サクラガイセン)
6. 2 阪神 宝塚記念 GT 10頭 3番 取消 岡部幸雄 56 芝2200 出走取消 スズカコバン
10.27 東京 天皇賞(秋) GT 17頭 17番 1人 2着 岡部幸雄 58 芝2000 1.58.8 0.1秒 35.8 474 ギャロップダイナ
11.24 東京 ジャパンC GT 15頭 15番 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2400 2.28.8 1 3/4身 37.4 480 (ロッキータイガー)
12.22 中山 有馬記念 GT 10頭 6番 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2500 2.33.1 4身 36.1 486 (ミホシンザン)
86 3.29 サンタアニタ サンルイレイS GT 7頭 5番 3人 6着 岡部幸雄 57 芝12F 2.26.8 10身 Dahar
●牝系サイヤーライン 兄弟(表示はOP以上) 重賞馬
サリタU
 サマリテーヌ
  ダンスタイム
   スイートルナ
    
シンボリルドルフ (本馬)
    
 トウカイテイオー  (88牡) 種牡馬
      トウカイポイント  (69騙) 乗馬


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