1988年 最優秀3歳牡馬
1989年       特別賞
1990年   年度代表馬
1991年       顕彰馬

1988・1989・1990・1991
     (地)オグリキャップ
Oguri Cap

1985/3/27生
牡 芦毛
生産者:稲葉不奈男
馬主:小栗孝一
調教師:瀬戸口勉(栗東)
主戦騎手:南井克巳


1988年:最優秀3歳牡馬
1989年:     特別賞
1990年:  年度代表馬
1991年:     顕彰馬

年度別成績 主な勝鞍
受賞 馬齢(年度) 出走数 1着 2着 3着 着外 【88】有馬記念(G1)
   NZT4歳S(G2)
   毎日王冠(G2)
   高松宮杯(G2)
   ペガサスS(G3)
   毎日杯(G3)
   京都4歳特別(G3)
【89)マイルCS(G1)
   毎日王冠(G2)
   オールカマー(G3)
【90)有馬記念(G1)
   安田記念(G1)
2歳(’87) 11 9 2 0 0
3歳(’88) 10 8 1 1 0
4歳(’90) 6 3 2 0 1
5歳(’91) 5 2 1 0 2
地方成績 12 10 2 0 0
全成績 32 22 6 1 3
90年 有馬記念
1990年引退 種牡馬
        

コメント
オグリキャップは1985年3月北海道三石の稲葉不奈男氏によって生産された。父ダンシングキャップは歴史的名馬ネイティヴダンサーを父に持っているが地方で地道に活躍する馬を出していたが、大物はいなかった。母ホワイトナルビーの産駒は、一流の種馬をつけると走らず、二流をつけるとそこそこ走るという変わった馬だった。ダンシングキャップをつけたのはこうした実績が背景にあった。。
笠松地方競馬でデビューし、3歳1月まで12戦10勝という圧倒的な強さで、クラシックに登録していなかったのを承知の上で、中央競馬に移籍させた。中央初戦は3月のペガサスS。中央初戦を勝利で飾ると、毎日杯、京都四歳特別と3連勝。NZTをメンバーが弱いといえ持ったままで圧勝。続いて高松宮杯で古馬初対決。ランドヒリュウ以下二戦級オープン馬に快勝。夏場を休養あて秋は毎日王冠から始動。シリウスシンボリ、ダイナアクトレス以下古馬G1路線の常連をまったく問題とせずに一蹴し重賞6連勝を達成し、天皇賞・秋に出走。ここには天皇賞・春、宝塚記念とG1を連勝中の五歳の芦毛タマモクロスが出走してきた。レースはタマモクロスの意表をつく先行策で、直線豪快に追い込んだものの2着に敗れた。打倒タマモクロスを目指し、マイルCSから予定を変更してジャパンカップに出走。凱旋門賞馬トニービンには先着したものの、勝ったペイザバトラーとまたもタマモクロスを捕らえることができず3着とはじめて連を外した。タマモクロスの引退レースとなった有馬記念。オグリキャップは、タマモクロスの追い込みを凌いで、雪辱を果たすと同時に現役最強馬に登りつめた。4歳になったオグリキャップは前年の激闘を癒すため復帰は、秋からとなった。初戦オールカマーを楽勝。さらに毎日王冠ではメジロアルダン、イナリワンを歴史に残る死闘で下した。そして天皇賞・秋では、直線前が塞がる不利もあって、スーパークリークを捕まえられず2着に敗れる。ここで近藤オーナーはマイルCS、ジャパンカップを連闘後、有馬記念に向かうという前代未聞のローテーションを決断する。マイルCSはその年の安田記念を勝ったバンブーメモリーをとても届かないと思った場所からハナ差の差し切り勝ち。連闘でのジャパンカップでは、驚異的なハイペースで先行するホーリックスを首差の2着まで追い込んだ。タイムは2分22秒2で2400mの世界レコードであった。有馬記念では疲れがで、5着に敗れる。5歳になったオグリキャップは、アーリントンミリオンへの挑戦プランが持ちあがった。そのための初戦は最も得意なマイル戦安田記念が選ばれた。久々にもかかわらず、1分32秒4でレコード勝ち。次走の宝塚記念を圧倒的1番人気で迎えた。しかし二走ボケかオサイチジョージに離される一方の2着に敗れ、海外遠征も白紙になった。秋は3度目の正直を狙い、天皇賞へ向かうがいいところなくヤエノムテキの6着に敗れ、次のジャパンカップでは11着という惨敗をする。「もうオグリキャップは終わった」という周囲の声があがったが、関係者は引退レースに有馬記念を選んだ。レースは予想に反してスローで流れ、各馬は折り合いをつけるのに苦労した。そんな中、百戦錬磨のオグリキャップはしっかり折り合って中団待機し、直線猛然とスパートした。そしてメジロライアンの追い込みを凌いで、1着でゴールに飛び込んだ。奇跡的な勝利にオグリコールが轟く中有終の美をかざった。
 高額でシンジケートが組まれ種牡馬生活に入ったが、今のところたいした産駒は輩出していない。地方競馬から殴り込み、有馬記念を制した3歳。過酷なローテーションに善戦敢闘した4歳時。そして見事に引退レースを飾った5歳の復活劇。まさにスーパースターであった。
ダンシングキャップ
Dancing Cap
1968芦
【産駒ライン】
Native Dancer
1950芦
Polynesian
1942黒鹿
Geisha
1943芦
Merry Madcap
1962鹿
Grey Sovereign
1948芦
Croft Lady
1958鹿
ホワイトナルビー
1974芦
シルバーシャーク
Silver Shark
1963芦
Buisson Ardent
1953栗
Palsaka
1954芦
ネヴァーナルビー
1969黒鹿
ネヴァービート
1960栃栗
センジュウ
1963黒鹿
90年 安田記念
全成績      中央(20戦12勝) 地方(12戦10勝)        総獲得賞金 9億1251万2000円
日付 競馬場 馬場 レース 頭数 馬番 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 上り 馬体重 1着(2着)馬
87 5.19 笠松 新馬   10頭 10番 2人 2着 青木達彦 54 ダ800 50.1 0.1秒 36.5 452 マーチトウショウ
6. 2 笠松 3歳   7頭 1番 1人 1着 高橋一成 54 ダ800 51.1 4身 36.9 450 (ノースヒーロー)
6.15 笠松 3歳   9頭 8番 1人 1着 青木達彦 54 ダ800 49.8 6身 36.6 456 (フェートチャールス)
7.26 笠松 3歳   7頭 7番 1人 2着 高橋一成 55 ダ800 50.3 0.0秒 36.6 470 マーチトウショウ
8.12 笠松 3歳   8頭 7番 1人 1着 高橋一成 55 ダ800 49.7 2 1/2身 36.4 470 (マーチトウショウ)
8.30 笠松 秋風ジュニア   10頭 5番 1人 1着 安藤勝己 54 ダ1400 1.30.3 4身 39.5 476 (マーチトウショウ)
10. 4 笠松 ジュニアクラウン   9頭 5番 1人 1着 安藤勝己 54 ダ1400 1.29.4 ハナ 38.5 472 (マーチトウショウ)
10.14 中京 中京杯   12頭 3番 1人 1着 安藤勝己 54 芝1200 1.10.8 2身 35.3 470 (アーデントラブ)
11. 4 名古屋 不良 中日スポーツ杯   12頭 4番 1人 1着 安藤勝己 54 ダ1400 1.29.8 1/2身 38.8 476 (ハロープリンセス)
12. 7 笠松 師走特別   10頭 9番 1人 1着 安藤勝己 54 ダ1600 1.44.4 6身 39.7 482 (ヤングオージャ)
12.29 笠松 ジュニアグランプリ   10頭 7番 1人 1着 安藤勝己 54 ダ1600 1.45.0 4身 37.5 482 (トウカイシャーク)
88 1.10 笠松 不良 ゴールドジュニア   10頭 6番 1人 1着 安藤勝己 56 ダ1600 1.41.8 2 1/2身 36.8 486 (マーチトウショウ)
3. 6 阪神 ペガサスS GV 10頭 4番 2人 1着 河内洋 56 芝1600 1.35.6 3身 35.9 482 (ラガーブラック)
3.27 阪神 毎日杯 GV 10頭 10番 1人 1着 河内洋 57 芝2000 2.04.8 クビ 38.3 476 (ファンドリデクター)
5. 8 京都 稍重 京都4歳特別 GV 15頭 15番 1人 1着 南井克巳 58 芝2000 2.03.6 5身 37.1 480 (コウエイスパート)
6. 5 東京 NZT4歳S GU 13頭 11番 1人 1着 河内洋 56 芝1600 1.34.0 7身 35.5 480 (リンドホシ)
7.10 中京 高松宮杯 GU 8頭 2番 1人 1着 河内洋 55 芝2000 R1.59.0 1 1/4身 34.5 478 (ランドヒリュウ)
10. 9 東京 稍重 毎日王冠 GU 11頭 8番 1人 1着 河内洋 56 芝1800 1.49.2 1 1/4身 35.5 494 (シリウスシンボリ)
10.30 東京 天皇賞(秋) GT 13頭 1番 1人 2着 河内洋 56 芝2000 1.59.0 0.2秒 34.8 492 タマモクロス
11.27 東京 ジャパンC GT 14頭 8番 3人 3着 河内洋 57 芝2400 2.25.8 0.3秒 35.7 494 ペイザバトラー
12.25 中山 有馬記念 GT 13頭 10番 2人 1着 岡部幸雄 55 芝2500 2.33.9 1/2身 35.5 492 (タマモクロス)
89 9.17 中山 オールカマー GV 13頭 11番 1人 1着 南井克巳 57 芝2200 R2.12.4 1 3/4身 34.6 490 (オールダッシュ)
10. 8 東京 稍重 毎日王冠 GU 8頭 6番 1人 1着 南井克巳 59 芝1800 1.46.7 ハナ 34.8 498 (イナリワン)
10.29 東京 天皇賞(秋) GT 14頭 4番 1人 2着 南井克巳 58 芝2000 1.59.1 0.0秒 34.4 496 スーパークリーク
11.19 京都 マイルCS GT 17頭 1番 1人 1着 南井克巳 57 芝1600 1.34.6 ハナ 35.7 496 (バンブーメモリー)
11.26 東京 ジャパンC GT 15頭 3番 2人 2着 南井克巳 57 芝2400 2.22.2 0.0秒 36.0 496 ホーリックス
12.24 中山 有馬記念 GT 16頭 1番 1人 5着 南井克巳 57 芝2500 2.32.5 0.8秒 35.8 496 イナリワン
90 5.13 東京 安田記念 GT 16頭 9番 1人 1着 武豊 57 芝1600 R1.32.4 2身 35.0 496 (ヤエノムテキ)
6.10 阪神 宝塚記念 GT 10頭 6番 1人 2着 岡潤一郎 57 芝2200 2.14.6 0.6秒 37.5 500 オサイチジョージ
10.28 東京 天皇賞(秋) GT 18頭 12番 1人 6着 増沢末夫 58 芝2000 1.58.9 0.7秒 36.9 500 ヤエノムテキ
11.25 東京 ジャパンC GT 15頭 7番 4人 11着 増沢末夫 57 芝2400 2.24.1 0.9秒 35.2 496 ベタールースンアップ
12.23 中山 有馬記念 GT 16頭 8番 4人 1着 武豊 56 芝2500 2.34.2 3/4身 35.0 494 (メジロライアン)
●牝系サイヤーライン 兄弟(表示はOP以上) 重賞馬
クインナルビー
 スターナルビー
 |センジュウ
 | ネヴァーナルビー
 |  ホワイトナルビー
 |   オグリキャップ (本馬)
 |   オグリローマン  (91ブレヴェストローマン) 00桜花賞

 スズキホープ
  ニットウホープ
   メイセツ
    
アンドレアモン  (79牡リュウファーロス) 種牡馬


ページtop





Produce by Ryoma