メイショウサムソン

Meisho Samson
  低評価を跳ねのけ、4頭目の春秋連覇! 現役馬
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06年日本ダービー
2003/3/7生
牡 鹿毛
生産者:林 孝輝牧場
馬主:松本好雄
調教師:瀬戸口勉(栗東)
    高橋成忠(栗東)
主戦騎手:石橋 守


2006年最優秀3歳牡馬
2007年特別賞
オペラハウス
Opera House
1988鹿
【産駒ライン】
Sadler's Wells
1981鹿
Northern Dancer
1961鹿
Fairy Bridge
1975鹿
Colorspin
1983鹿
High Top
1969黒鹿
Reprocolor
1976栗
オマイヴィヴィアン
1997鹿
【ファミリーライン】
ダンシングブレーヴ
Dancing Brave
1983鹿
Lyphard
1969鹿
Navajo Princess
1974鹿
ウイルプリンセス
1983鹿
サンプリンス
1969栃栗
エール
1972芦
年度別成績 主な勝鞍
 05’(2歳) 7戦 3-2-1-1
 06’(3歳) 8戦 3-2-0-3  日本ダービー(G1)/皐月賞(G1)
 07’(4歳) 6戦 3-1-1-1  天皇賞・春(G1)/天皇賞・秋(G1)/大阪杯(G2)
 通算成績 21戦 9-5-2-5       成績表
 生涯獲得賞金 0円 
07年天皇賞(秋)
コメント

2003年サムソンの生まれは、家族経営の零細牧場で、父がオペラハウス、母は未勝利馬という地味なものだった。とある調教師がこの仔馬に素質を感じ、馬主に購入するよう推薦したが、地味な血統のため断られたというエピソードもある。なかなか買い手がつかなかったが、瀬戸口勉の勧めにより松本好雄が700万円と言う安値で購入した。瀬戸口はサムソンのデビュー時に武豊と福永祐一に騎乗を依頼したが、それぞれ先約があって断られた。代わりにベテラン騎手の石橋守にその手綱を委ねることになる。
2歳
2歳夏の小倉でデビューするが、新馬戦は2着に惜敗。次の未勝利戦も3着で、3戦目で初勝利を挙げる。続く野路菊Sで、出走馬中最速の上がりで勝利する。その後、萩S東スポ2歳S共に2歳王者になるフサイチリシャールに敗れている。その後、中京2歳Sを1分47秒5のレコードで快勝して2歳時を終えた。2歳時の通算成績は7戦3勝。この時点では翌2006年のクラシック路線にほのかな期待があった程度だった。

3歳
 きさらぎ賞から始動するが、ドリームパスポートの2着に敗れる。続いて出走したのはスプリングS。ここにはフサイチリシャール、ドリームパスポートが出走しており1、2番人気に支持され、メイショウサムソンは4番人気にとどまる。しかし、直線で一足早く抜け出すと、相次いで追い込んできた2頭をぐっと頭を伸ばして抑えこみ、重賞初制覇を飾った。スプリングSの後にフサイチリシャールに騎乗していた福永祐一が「メイショウサムソンが思った以上に強くなっていた」と語った。これで皐月賞の優先出走権を得たが、多くの競馬ファンや予想家は前走の勝利をレース展開に恵まれたフロックと考えており、単勝馬券は6番人気の穴馬扱いであった。しかし、レースでは、落ち着きを見せて5番手で折り合いをつけると、第4コーナー、他の人気馬よりも早く抜け出す。今度は直線で前走ほどの接戦にはならず、内ラチ沿いを猛追してきたドリームパスポートを抑えこみ、クラシックの栄冠を手に入れた。石橋にとっては騎手生活22年目でのGI初制覇であり、瀬戸口にとってはネオユニヴァースに続く2回目の皐月賞制覇、そして定年を翌年に控えてのクラシック制覇となった。更に1番人気で迎えたダービーは、稍重の馬場の中、道中は先行集団につけ、直線、逃げ粘るアドマイヤメインをクビ差差しきりダービー馬となった。前年のディープインパクトに続き、二冠馬となった。余談だが、小倉デビュー馬の日本ダービー制覇は、これが史上初のことである。夏を厩舎で過ごしたメイショウサムソンは、秋の初戦に神戸新聞杯を選択した。最後の直線では類稀なる勝負根性を見せ、並んでいた2頭を交わし先頭に立ったものの、最後には大外から一気に追い込んできたドリームパスポートに交わされ2着となった。菊花賞では三冠を期待され1番人気に推されたが、逃げるアドマイヤメインを猛追するも届かず、ドリームパスポート、伏兵ソングオブウインドにも差され4着となり、三冠制覇はならなかった。続いてのジャパンカップでは小雨が降る中、瞬発力が必要となる競馬となり6着に敗れた。次の有馬記念では接触する不利もあり、5着に敗れた。
4歳

 07年2月をもって瀬戸口が定年退職となり、高橋成忠厩舎へ転厩した。放牧を終えて、転厩初戦として臨んだのは大阪杯。レースでは以前のようなかかり癖を見せずに、粘るシャドウゲイトをねじ伏せ、日本ダービー以来の勝利を挙げた。次の天皇賞(春)では、昨年の菊花賞で4着に敗れていることから、高速馬場への適性や長距離適性が疑問視されたが、第4コーナーで先頭に立つと持ち前の勝負根性で後方から詰め寄って来たエリモエクスパイアとの叩き合いを制し、GI3勝目を挙げた。3:14.1この勝ち時計は、歴代の天皇賞(春)の優勝馬の中で(当時)2番目に速いものだった。ちなみに、大阪杯の優勝馬が天皇賞(春)を制したのは、スーパークリーク以来17年ぶりのことであり、三冠を達成できなかった春のクラシック二冠馬(皐月賞・東京優駿)が春の天皇賞を制したのは史上初のことであった。続いての宝塚記念ではファン投票で1位に選出されながら2番人気で出走。レースではじっくり中盤で控え、直線半ばでカワカミプリンセスをかわして先頭に立つものの、最後にメイショウサムソンをマークしていたアドマイヤムーンとの叩き合いの末交わされ2着に敗れた。サムソンは、その血統から凱旋門賞挑戦が決まった。鞍上は武豊。しかし、当馬が馬インフルエンザに感染していたことが明らかになり、遠征を断念した。秋のローテーションは、前哨戦を使わず緒戦となる回天皇賞(秋)に出走することになった。そして迎えた天皇賞(秋)では、4ヶ月ぶりの実戦ながら、直線で抜け出すと前回敗れたアドマイヤムーンや、前年の覇者ダイワメジャーら他馬を全く寄せ付けずに快勝した。ただ、レースではコスモバルクとエイシンデピュティが大きく斜行し、アドマイヤムーンやダイワメジャーらに致命的な不利を与えてしまったこともあり、有力馬に騎乗していた騎手からは不満の声が多く聞かれた(審議の結果、エイシンデピュティは降着となった)。調教師である高橋も、「外の馬が変な形になっていて、勝つには勝ったけど、後味の悪い感じもします。」とコメントを出した。この勝利により勝ち抜け制度が廃止された1981年以降4頭目となる天皇賞春・秋の連覇を達成した。次走のジャパンカップでは圧倒的な1番人気を得たが、外目を回らされるというロスも響いて、直線で差を詰めるものの、前の2頭には粘りきられて3着と敗れた。そして有馬記念へ。しかしレースでは、スタート直後に武が手綱をしごいても、前に馬が行かず、前走以上に控えたポジションになってしまった。また、向正面で既に大外を回っており、最終コーナーでもそのまま大外を通ったことなども響いたのか、肩ムチを入れても直線でスピードに乗らずに結局経済コースとスローペースの展開を生かしきった伏兵マツリダゴッホの8着と惨敗した。

全成績
日付 競馬場 馬場 レース 頭数 馬番 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 上り 詳細 馬体重 1着(2着)馬
05 7.31 小倉 稍重 新馬   12頭 4番 4人 2着 石橋守 54 芝1800 1.53.5 アタマ 35.3 好伸る 498 グロリアスウィーク
8.20 小倉 未勝利   9頭 8番 2人 3着 石橋守 54 芝1800 1.48.3 0.4秒 35.7 追上も 492 エイシンチャンドラ
9. 4 小倉 未勝利   14頭 10番 1人 1着 石橋守 54 芝1800 1.50.5 0.4秒 35.5 好抜出 496 (キングエンペラー)
9.18 阪神 野路菊S OP 11頭 11番 1人 1着 石橋守 54 芝1600 1.36.0 0.1秒 35.0 直競勝 490 (タガノマーシャル)
10.29 京都 萩S OP 8頭 7番 2人 4着 石橋守 56 芝1800 1.50.0 0.9秒 34.8 好位侭 496 フサイチリシャール
11.19 東京 東京スポーツ杯2歳S GⅢ 11頭 6番 5人 2着 石橋守 55 芝1800 1.47.3 0.4秒 33.8 渋太伸 500 フサイチリシャール
12.17 中京 中京2歳S OP 10頭 8番 2人 1着 石橋守 57 芝1800 R1.47.5 0.3秒 34.9 二位抜 504 (トップオブツヨシ)
06 2.12 京都 きさらぎ賞 GⅢ 12頭 7番 1人 2着 石橋守 57 芝1800 1.47.5 0.1秒 35.0 直一先 508 ドリームパスポート
3.19 中山 スプリングS GⅡ 16頭 16番 4人 1着 石橋守 56 芝1800 1.48.9 クビ 36.2 二枚腰 508 (フサイチリシャール)
4.16 中山 皐月賞 GⅠ 18頭 5番 6人 1着 石橋守 57 芝2000 1.59.9 0.1秒 35.1 好抜出 504 (ドリームパスポート)
5.28 東京 稍重 日本ダービー GⅠ 18頭 2番 1人 1着 石橋守 57 芝2400 2.27.9 0.1秒 35.1 G前抜 502 (アドマイヤメイン)
9.24 中京 神戸新聞杯 GⅡ 16頭 2番 1人 2着 石橋守 56 芝2000 1.58.1 クビ 35.0 直一先 512 ドリームパスポート
10.22 京都 菊花賞 GⅠ 18頭 12番 1人 4着 石橋守 57 芝3000 3.03.4 0.7秒 34.9 直伸欠 518 ソングオブウインド
11.26 東京 ジャパンC GⅠ 11頭 11番 4人 6着 石橋守 55 芝2400 2.25.9 0.8秒 34.5 直伸欠 514 ディープインパクト
12.24 中山 有馬記念 GⅠ 14頭 8番 4人 5着 石橋守 55 芝2500 2.32.7 0.8秒 35.4 好位侭 518 ディープインパクト
07 4. 1 阪神 産経大阪杯 GⅡ 11頭 3番 1人 1着 石橋守 59 芝2000 2.01.4 0.1秒 34.4 G前差 518 (シャドウゲイト)
4.29 京都 天皇賞(春) GⅠ 16頭 6番 2人 1着 石橋守 58 芝3200 3.14.1 ハナ 34.7 4角先 516 (エリモエクスパイア)
6.24 阪神 稍重 宝塚記念 GⅠ 18頭 17番 2人 2着 石橋守 58 芝2200 2.12.5 0.1秒 36.6 直競負 518 アドマイヤムーン
10.28 東京 稍重 天皇賞(秋) GⅠ 16頭 1番 1人 1着 武豊 58 芝2000 1.58.4 0.4秒 34.6 楽抜出 518 (アグネスアーク)
11.25 東京 ジャパンC GⅠ 18頭 10番 1人 3着 武豊 57 芝2400 2.24.7 クビ 33.9 中伸も 518 アドマイヤムーン
12.23 中山 稍重 有馬記念 GⅠ 15頭 1番 1人 8着 武豊 57 芝2500 2.35.2 1.6秒 37.2 伸びず 520 マツリダゴッホ
ファミリーライン兄弟(表示はOP以上) 
サンキスト
 ガーネット
  エール
  |ウイルプリンセス
  |ノーザンプリンセス
(91ノーザンテースト)
  |マイヴィヴィアン
  | 
メイショウサムソン (03オペラハウス)(本馬)
  ケープルビー
   シルバーナイキ
    エイシンウィザード
    |
エイシンサンディ (93牡サンデーサイレンス) 種牡馬
    サクラササヤキ
     トーホウドリーム(97牡メジロライアン)乗馬





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